「きこえ」の改善で新しい趣味や生涯学習に挑戦できるようになります。気軽に旅行やボランティア活動などに参加したり、交流の幅が広がります。
今まで聞こえにくさが原因であきらめていた趣味の集まりやスポーツ、旅行といった様々な活動も、補聴器を使うことで参加しやすくなるかもしれません。仲間との会話が弾めば、さらに充実した毎日を過ごせます。
趣味の教室や講演会などのホールでは、言葉がうまく聴き取れないことも。このような場合でも聴き取りやすくなるさまざまな方法が提供されています。
ホールや劇場といった公共施設の場合は、磁気誘導ループ(ヒヤリングループ)が設置されていることが多く、対応している補聴器に音声を直接伝送して聞く事ができます。また最新のBluetooth技術Auracastに施設と補聴器が対応している場合も、直接補聴器で音声を聞くことが可能です。
学校などの教室では専用のワイヤレスマイクを使い、先生や講師の声を直接対応補聴器に送ることができます。またFM電波を使った補聴システムを導入している場合では、専用の送信器を話者側に設置するとFM電波を通して補聴器に直接音声が送られてきます。これらの機器をうまく活用することで、広い場所でも先生や講師の声をしっかり聴き取ることができます。
最近では小型の補聴器の種類が充実しており、形やデザインもさまざまなものから選ぶことができるようになりました。色の選択肢も豊富なので、服や髪の色にあわせて好きな色の補聴器を選んでおしゃれを楽しむ人も。
外出時は騒がしい場所や複数人での会話なと、聴き取りが難しい場面が多くなりますが、補聴器を活用すれば聞き返しや聞き逃しも減り会話を楽しむことができます。また、団体旅行でもガイドさんの案内だけでなく、旅の仲間との会話も楽しめます。
従来の補聴器に湿気は大敵でしたが、最近では水や汗に強い補聴器も登場。ゴルフやテニス、マラソンなどのスポーツも気にせず楽しめるようになりました。また、お風呂や温泉にも入れる防水機能付きの補聴器もあります。